原発と原爆とともに

「3.11」原発事故の後の時代を生きるための データベースを構築しています by 瀧本往人

原子爆弾 嵯峨根遼吉 1945.09

日付 1945年9月

題名 原子爆弾 

著者 嵯峨根遼吉 

発行 朝日時局新聞 

形態 論文(新聞にはさみこみ)

 

広島に落とされた原爆について解説されている。爆風、火傷、放射能による被害についても言及。

 

放射能については「数ヶ月後には動植物には大して影響ない」とする。


「人類への熱源の供給」「大規模な原子核反応の研究を要望」についても語られる。

 

(以上、内容の概説は、加藤哲郎占領下日本の「原子力」イメージーーヒロシマからフクシマへの助走」から借用)



本稿は、坂田記念史料室の情報によれば、新聞のはさみこみで、「原子爆弾の正體 一、二」となっている。

 

授嵯峨根遼吉(SAGANE Ryokichi, 1905-1969)は、東京都出身の物理学者で、長岡半太郎の五男、嵯峨根家に養子に入る。

 

1945年10月に、あらためて書籍として刊行(と思われる)。

発行年月日 1945年10月30日 

タイトル 原子爆弾 

著者 嵯峨根遼吉 

発行所 朝日新聞社 

 

原子爆弾の話 (1949年)

原子爆弾の話 (1949年)