原発と原爆とともに

「3.11」原発事故の後の時代を生きるための データベースを構築しています by 瀧本往人

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

雅子斃れず 長崎原子爆弾記 石田雅子 表現社 1949.08.10

日付 1949年8月10日 題名 雅子斃れず 長崎原子爆弾記 作者 石田雅子 発行 表現社 14歳のとき父の赴任で4月より長崎に移住、当時は三菱兵器製作所大橋工場で働く。爆心地より約1キロのところである。 入院中のベッドで書いた文章を兄が親族で回覧する「石田新…

君らは語る 渡辺順三 駿台論潮 1946年10月号 短歌 1946.10.10

日付 1946年10月10日題名 君らは語る 著者 渡辺順三 掲載予定 駿台論潮 1946年10月号発行 明治大学形態 短歌 「原子弾に焼かれし町をつらぬきて・・・」と歌われている。「駿台論潮」(1946年10月号)掲載予定だったが、10月10日にGHQに提出後、17日に検閲に…

ネグリVSサルトル、ハイデガー

*昨日、突然、アメーバブログが使えなくなったので、こちらに恒例の記事を書くことにする。 「ネグリ、日本と向き合う」(NHK出版新書、2014年3月)のなかで、ネグリは、積極的に、「3.11」以降の状況について語っている。 以下では、そのなかで、サルトル…