原発と原爆とともに

「3.11」原発事故の後の時代を生きるための データベースを構築しています by 瀧本往人

原子放射線で奇形児が生まれるか 朝日新聞 1947.03.25

日付 1947年3月28日
題名 原子放射線で奇形児が生まれるか
掲載 朝日新聞大阪本社版
発行 朝日新聞社

共同=ワシントン26日発AP
米陸軍ならびに科学者から成る原子爆弾の被害調査委員会は、広島と長崎の爆弾生存者について医学的調査をつづけてきたが、26日生存者の間から数名の奇形児が生まれたことを発表した、ただし原子爆弾が直接の原因であるとの確証はまだあがっていない、その他の興味ある事実として左の二点があげられている
一、原子爆弾放射能による死者は婦人よりも男子に多い
一、原子爆弾の影響で不妊になる可能性がある、爆弾熱波による火傷がガンを発生させるか否かは現在のところ明らかではない

 

題名 原子爆弾で奇形児誕生
掲載 北海道新聞札幌版 第1601号
発行 北海道新聞
編集 北海道新聞

*かなり露骨な記事である。北海道新聞に至っては見出しが断定型である。現在でもこの件については見解が分かれており、明確な因果関係がはっきり「ある」「ない」と言うことはできない。

 


参照
20世紀メディア情報データベース


 

参考

放射能から家族を守る本―出産・子育てもこれで安心 (英和MOOK)

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