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原発と原爆とともに

「3.11」原発事故の後の時代を生きるための データベースを構築しています by 瀧本往人

医学界の新発見虹波(偉大さからいえば原子弾、ペニシリン等の発見に比肩・・・) 南日本新聞 1947.02.17

日付 1947年2月17日
題名 医学界の新発見虹波
掲載 南日本新聞 第1823号 2面
発行 南日本新聞社 (鹿児島)
編集 南日本新聞

リード
今次世界大戦中、吾が国が生んだ偉大なる発見の中に虹波という鉱物を指摘する事が出来る、それは偉大さからいえば原子弾、ペニシリン等の発見に比肩し得るものであり・・・

人名
中憲市郎 鹿児島医大
尾形輝太郎 理化学研究所
波多野輔久 熊本医大

 

虹波とは、感光色素の一種であるクリプトシアニンのことで、1924年理化学研究所の感光色素研究室、尾形輝太郎が合成した。

写真用の感光色素として合成されたが、その後、人体や植物の育成などに効果があると考えられ、特に、熊本医科大学の波多野輔久が、治療薬研究を行う。

「感光色素・体質・実験治療〈第1巻〉赤色感光色素ノ病理学ニ関スル研究・赤色感光色素ノ薬理学ニ関スル研究」(熊本医科大学体質医学研究所体質病理学部、1941年)

なお、波多野輔久は1944年頃には一時、満洲医科大学に移り、この研究を続けている。また、同時期に第七陸軍技術研究所でも陸軍省の新薬の開発研究が行われており、大島のハンセン病患者などに試され、強く副作用が出たという証言もある。

1947年にはこの研究・製造業務は日本感光色素研究所に引き継がれ、1950年代には内服剤の錠剤ルミンAが販売され、現在に至る(当研究所は林原が合併、現在は長瀬産業の子会社)。

 

なお紙面にある「偉大さからいえば原子弾、ペニシリン等の発見に比肩」という内容は、歴史的にみて、誤りであったことが分かる。

 

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参照
20世紀メディア情報センター