原発と原爆とともに

「3.11」原発事故の後の時代を生きるための データベースを構築しています by 瀧本往人

【検閲有】原爆症を無料診療する米軍海士官 中国新聞 1946.11.25

日付 1946年11月25日
題名 碧い瞳に“オーライ”/恩讐越え愛惜しみなし/グッド.モーニング/原爆症を無料診療する米軍海士官/第十六話
掲載 中国新聞 第18899号
発行 中国新聞
備考 検閲有


リード    
広島市宇品町日本医療団宇品病院の二階を上がればその一隅に・・・

人名
ドクター・スネル中尉/ブラウン

 

一般的な通念として、ABCCは患者の治療をせずにただデータだけを収集していたとして評判が悪いが、ここに登場する「ドクター・スネル」もまた、ABCCの医者であったようだ。

放医研のページには、後に職員として採用される女性の手記がある。

どうやら1946年11月に広島県立病院で、スネルら3名の医者が、無料健康診断を行っていたようだ。

 

「その時、女性の患者さんのお世話をされる方がないので思いがけなく私がドクター・スネルにたのまれまして、診察期間中受付をお手伝いする事になりました。」


参照
占領期新聞・雑誌情報データベース

参考