原発と原爆とともに

「3.11」原発事故の後の時代を生きるための データベースを構築しています by 瀧本往人

原子力時代と日本の進路  仁科芳雄、横田喜三郎、岡邦雄、今野武雄 1946.09.05

日付 1946年9月5日

題名 原子力時代と日本の進路 

著者 仁科芳雄、横田喜三郎、岡邦雄、今野武雄 

掲載 言論 1(7) 8・9月号 pp4-31

発行  高山書院

編集 小林英三郎

形態 座談会 雑誌

 

見出し

原子爆弾と世界画家

原子爆弾の破壊力

新しい科学兵器は可能か

国家観念を変へねばならぬ

国家間のデモクラシー

世界国家への民衆の参加

原子力の平和的利用

科学を促進するもの

科学者の任務

 

興味深い4人による座談会。

 

仁科芳雄は既出。

 

横田喜三郎(YOKOTA Kisaburo, 1896-1993)は、愛知生まれの国際法学者(法学博士)。1930年以降、東大教授。1948年には法学部長(-1951年)、後に第3代最高裁判所長官。孫に猪口邦子がいる。

 

岡邦雄は、技術・科学史家。戸坂潤の唯物論研究会の創立に参加。1938年に治安維持法のもとで逮捕されるが、戦後釈放、三枝博音の主宰する鎌倉アカデミアで教える。

 

今野武雄は、数学・科学史家で、元衆議院議員(共産党)。

 

 

 参照
占領期新聞・雑誌情報データベース

 

 参考(岡邦雄)

新しい技術論―戦後日本思想の原点 (こぶし文庫)

新しい技術論―戦後日本思想の原点 (こぶし文庫)