日付 1945年8月30日
題名 海底のような光 原子爆弾の空襲に遭って
著者 太田洋子
発行 朝日新聞
形態 随筆
広島での被爆体験を綴ったもので、新聞に掲載された最初のエッセイ。
引用:
「死骸と並んで寝ることも怖れぬ忍耐の限度を見た。帯びたたしい人の群れの誰も泣かない。誰も自己の感情を語らない。日本 人は敏捷ではないが、極度につつましく真面目だということを、死んで行く人の多い河原の三日間でまざまざと見た。」
「広島市の被害は結果的に深く大きいけ れど、もしその情景が醜悪だったならば、それは相手方の醜悪さである。むしろ犠牲者の美しさで、戦争の終局を飾ったものと思いたい。」
下記に収録:
- 作者: 核戦争の危機を訴える文学者の声明署名者
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 1983/09
- メディア: ?
- この商品を含むブログを見る